いまや、高校生以上は常識、中学生や小学生でも持っている子がいるスマホや携帯。
小学生くらいでは留守家庭や習い事で心配だからと親が持たせることが多いですが、地域によっては友だちが持っているからと欲しがり、買い与える場合も少なくありません。
誰がスマホを持つにしても、どこかの会社と契約しなければなりません。
ぱっと思い浮かぶのはモバイル3大キャリアである大手移動体通信事業者の「NTTドコモ」「au KDDI」「ソフトバンク」でしょう。
スマホがない、携帯電話の時代からあり、それぞれの会社に歴史はあるものの、いまでも3大キャリアとして君臨しています。
この3社が回線を持っており、近年よく耳にする「格安スマホ」を提供・販売するMVNO(仮想移動体通信事業者)はこの3社にお金を払って回線を借りているのです。
①3大キャリアとMVNOのちがい
3大キャリアの強みは何と言っても自分で回線を持っていることによる安定感です。
MVNOは時間帯や環境によって通信品質や速度が変わるので、通信が混雑する昼間はストレスを感じることもあります。
また、3大キャリアはキャリアメールが使えますが、MVNOでは会社が違うのでもちろんキャリアメールは使えません。
多くの場合、フリーメールを使うことになるのですが、フリーメールは迷惑メールが多い、フリーメールでは登録できないことがあるなど、不便もあります。
そして、サポートの安心感が大きな違いです。初期設定や使っていて分からないこと、困ったことがあったとき、また、故障等でも、実店舗があると確実なサポートが受けられます。
対面できちんと話を聞けるので、分かるまで説明してもらったり、操作をしてもらったりすることも可能です。
しかし、MVNOは価格追及なので実店舗をなくすことで経費を抑えている場合がほとんどです。
電話やメール、チャット等で対応してくれますが、つながりにくかったり、実店舗に比べたら分かりにくかったりということは否めません。
もちろん3大キャリアにもデメリットはあり、まずは価格が高いということが挙げられます。
また、契約の縛りなど、様々な制約もあります。どちらが良い・悪いというものではありませんので、自分に合った会社を選ぶことが重要です。
②3大キャリアの比較
3大キャリアの違いがよく分からない…という声もよく聞きます。当然、運営会社が違うので、比較するとそれぞれ強みがあります。
ソフトバンクは通信速度が一番早いといえます。
また、NTTドコモは端末のラインナップが豊富、基地局が多いので電波のエリア面積が広いのが特徴です。
KDDIは料金が細かく設定されているのが強みで、自分に合った料金プランが選べます。
しかし、これらは絶対的な強みではなく、自分が何をスマホや携帯に求めるかによってどこのキャリアが自分にふさわしいか変わってきます。
比較サイトや公式HPを見ながら、自分の求めるものを満足に提供してくれるキャリアを選びましょう。
家族でスマホや携帯を使うのであれば、家族割引などのプランやオプションも要チェックです。
電気やインターネット回線などとのだきあわせで安くなるオプションもあったりしますので、お得になるようでしたら是非使うべきです。
また、各社様々なキャンペーンも行っています。
例えばSoftbankでしたら、家族を1人紹介するごとに1万円キャッシュバックされる「みんな家族ご紹介キャンペーン」や
対象機種の下取りで最大40800円割引される「下取りプログラム」などの料金割引キャンペーンや、プレゼントキャンペーンもあります。
Softbankに限らず、キャンペーンというのは、期間が決まっていたり、対象があったりしますが、キャンペーンをうまく利用することでお得感を得ることができます。
まとめ
当たり前に普及し、多様化を極めるモバイル事業。
便利な反面、よく分からないことも多くあります。しかし、何が正しい、良いなどというものではなく、自分の生活スタイルや使用目的にあっているかどうかが重要です。
契約してしまうとなかなか一筋縄には乗り換えできない場合もありますので、周囲の人や口コミなどで評判を聞き、しっかり参考にして、契約しましょう。