日本のモバイル3大キャリアといえば、
docomo、au、softbankの3社です。
各社はスマホ、携帯を中心に多くの面で企業努力を続け、各社の色を出しつつ、日本のインフラの一部を支えています。
携帯電話が出たばかりのころから、各社が会社の形を変え今の形になっていますが、各社にはどのような違いがあるのでしょうか。
docomoとはどのようなキャリアなのか
docomoは、日本電電公社から引き継がれた電話会社NTTの関連会社です。つまり通信の老舗ともいえます。
通信の安定という面では最初に群を抜いていた会社でもあります。ただiPhoneの導入が最も遅かった会社でもあります。
色々なキャンペーンを行っていますが、ｄポイントを、docomoだけでなく、ファストフードやコンビニなどで展開しており、
ポイントでさらに買い物ができる制度や、新機種購入や時期によって行われる特別キャンペーンなどの抽選でポイントがもらえるなどが行われています。
またハピチャンと呼ばれる、25歳以下の方を対象にしたキャンペーンが行われている時もあります。
auとはどのようなキャリアなのか
auはIDOやDDIセルラー、ツーカーなどが統廃合をして出来ているKDDI株式会社が運営する会社です。
着うたなどをヒットさせ、現在の自由に着信音を変更できるシステムを定着させた功労者ともいえます。
他の2社とは通信の展開で出遅れた過去はありますが、切磋琢磨を繰り返して順位を競っています。
auWALLETというプリペイドカードがあり、auポイントをこの残高に入れることで、コンビニなどで買い物をすることができるシステムがあります。
また通信だけでなく、銀行、保険、ローンのような金融関連、ガスや電気といったインフラなども手掛けています。
もちろんインターネット回線も充実しており、ケーブルテレビなどとも提携し、割引などのキャンペーンも行っています。
3の付く日には三太郎の日として、他社と提携し、無料で商品をプレゼントというキャンペーンも行われています。
Softbankとはどのようなキャリアなのか
Softbankは国鉄の鉄道電話事業を継承した鉄道通信株式会社が前身となっている会社です。
auと同じくデジタルホン、デジタルツーカーが統廃合し、J-PHONEを制定し、さらにイギリスのVodafoneとの統合などから生まれました。
写メのシステムを定着させた功労者です。
他の2社よりも早く、キャラクターを起用したCM、グッズなどを発展させていました。
キャンペーンのグッズにも人気が集まり、一時ブームになっていました。
またpepperという人型に近いロボットの開発販売もしており、インターネットや携帯だけでなく、電気の販売もしています。
Tポイントと提携しており、まさに各社でポイントを集めて使える形になっていますので、一番ポイントが使いやすい会社ともいえます。
iPhoneを最初に売り出したのは、ソフトバンクでした。
iPhoneや他のスマホ、携帯に差はあるのか
各社ともスマホや携帯の販売において競争をしていますが、家電量販店に行くと、正直違いがわからないことが多いかもしれません。
しかしiPhoneのように三社で売られているスマホもありますが、各社によって売られているスマホが違うものもあります。
もちろん同じようなサービスもあります。災害用伝言板は、まさに三社が共通で行っているサービスです。
現在格安SIMのように、この3大キャリアが構築したネットワークを間借りしたシステムがありますが、災害時に、より繋がりやすいのはこの3大キャリアとなっています。
まとめ
純粋な通信システムについてはdocomoに強みがありますが、
各社ともに、料金プランやデータ移行などのバックアップ、サポート面、ポイントの利用、家庭でのインターネット回線や電話回線などのサービスが豊富にあり、
自分に合うプランを探す、また販売店など身近に相談できる場所を探す、スマホや携帯本体の販売やiPhoneのサポートシステムなど、
さまざまな面から比較して、自分に合う会社を探してみてほしいです。